50万ツイートを研究して分かったフォロワーが増える心理学
これから紹介するフォロワーを増やすための心理学は、
2013年ジョージア工科大学による研究結果を元にしたものです。
「Twitter のフォローに影響する要素」についての長期的な研究を行い、
Twitter のフォローに影響する可能性のある22の要素を抽出し
それぞれの要素を3つのカテゴリー
「メッセージ・コンテンツ」「ソーシャル上での行動」「ネットワーク構造」に分類。
507人の Twitter ユーザーと522,368ものツイートを15ヶ月間(2010年8月〜2011年10月)に渡って調査してきたそうです!
その結果、「メッセージ・コンテンツ」と「ソーシャル上での行動」が
Twitter のフォロワーを増加に重要であることが研究で分かりました。
今回はTwitterでの研究結果でしたが、他のSNSでも使えるテクニックとなっています。
本日は大切な要素のみ厳選して紹介していきます!
ネガティブを避ける
皆さんの中に
「私はネガティブな発言が大好きです!!」
という方はいますか??
恐らくそんな性格の悪い方はいないと思います(笑)
このようにネガティブなツイートをすると
フォロワーの増加に繋がりません。
ましてや、友達ではなく初めて見る人のネガティブ発言は
ほとんどの方がスルーするでしょう。
今回の研究でネガティブなツイートはフォロワーを
増やすのを阻害する第2位の要素ということが分かっています。
反対に、ポジティブなツイートをするとフォロワーを増やしてくれます。
ですが、今回の研究ではネガティブな投稿でも
死の共有、不健康、悪いニュース、不幸な状態など、
ネガティブな内容のツイートを既存のフォロワーに対してすると、
あなたとフォロワーの間に強い絆がうまれ、
フォロワーがあなたを感情的にサポートしてくれる
という結果が出ました。
ポジティブなツイートは新たにフォロワーを獲得するのによく、
ネガティブなツイートは既存のフォロワーとの繋がりを強めるのによいのです。
データによると、『ネガティブ:ポジティブ=1:2が最低ライン』
ネガティブな投稿に人は引き寄せられるということもわかっているので、
ネガティブな投稿をするときは1つの投稿の中で
3分の1はネガティブ、3分の2はポジティブ
に持っていく形で投稿すれば大丈夫です。
ポジティブとネガティブを使い分け、両方のバランスを上手に保ちましょう。
誰かの役に立つツイートをする
客観的で誰かの役に立つ有益な情報を発信する人を「Informer」
自己中心的な発信をする人を「Meformer」といいます。
「Meformer」は「Informer」に比べ、約30倍も新しいフォロワーを魅了します。
これはフォロワーを増やす最上位の要素です。
また、「Meformer」は「Informer」よりも約3倍フォロワー数が少ないというデータが報告されています。
なので、
ポイント
・新規のフォロワーを増やすには客観的な情報
・既存のフォロワーに対しては主観的な意見
こういう投稿をすると良いそうです。
情報を提供することで、どう人の役に立つのか考えて投稿しましょう!
プロフィールの充実
SNSでは多くの人があなたのことを知りませんし、知ろうともしません。
リアルな場で会って話すならまだしも
基本的に顔も見えない・文章のみのやりとりになるので興味が持たれにくいのです。
しかし、各SNSのプロフィール情報を充実させることで、
自分に対する興味を高めて認知してもらえる可能性が高くなります。
このアカウントをフォローするとどんなプラスがあるのかわかるプロフィールにすることが重要です。
私が見る限りでも情報発信を頑張っている人たちの中で
プロフィールやヘッダー画像が適当な方が多くて勿体無いなぁと感じることが多々あります。
自分が何をしている人なのかわかるようにしておく。
自己中心的な自己紹介は誰からも興味を持たれません。
誰に対する情報を提供したいのか考えて、そういう人たちが集まるプロフィールにしましょう!
トピックを絞る
SNSの世界では人々は自分と似た人たちとグループ化する傾向があるようで、
また、他の研究論文では、最初の段階で扱うトピックをいかに絞るかが
フォロワーを魅了させるうえで重要であると報告しています。
タレントや有名人だと、その人の日常など全てに興味のある人たちが
たくさんいるから何を投稿しても反響があるのですが、
有名人でもない私たちは幅広いトピックを扱うよりも、
トピックを絞るほうが専門性が高まり、フォローを増やすことができます。
自分と似たような人や自分の専門性に興味を持つフォロワーを集めるために、
トピックを絞った投稿をして、
自分という存在をわかりやすく提示することが大切です。
文章力のあるツイートをする
多くの人にとって読みやすく分かりやすいツイートは新しいフォロワーを獲得するだけでなく、
既存のフォロワーとの繋がりを保つにも有効です。
SNSは基本的に顔を直接見合わせるコミュニケーションではないので、
文字に頼って文脈を読み取らなければなりません。
頭良さげなことを投稿すると、自分も頭良さそうに見られたいという人たちからの反応を得られるそうです。
「自分はこういう難しいことがわかる人間だよ」
というのを表現したいという欲求がその行為を呼び起こします。
投稿者としては、難しい単語を使う場合はそれをすぐ書き換えたりするとわかりやすい投稿になります。
短時間の連投の方がフォロワーが増えやすい
連投するとウザがられると思われがちですし、
私もあまり推奨していませんが
「専門性のあるカテゴリー」の連投は特に問題はないそうです。
このテクニックはフォロワー増加が目的というよりも
顧客への教育目的です。
最初はフォロワーが減る可能性もありますが、外されても全く問題ありません。
なぜなら、連投で良い情報を提供し続けた結果残ったフォロワーはモチベーションが高い人が多いからです。
誰かを意識して不特定多数に発信する
題名から少し矛盾を感じますよね。
これは、一般的誰か特定の人に向けた投稿は不特定多数に向けられた投稿よりも
新しいフォロワーの獲得や既存のフォロワーの繋がりを保つのに貢献してくれる
ですが誰か特定の人を意識しながらも、表向きには不特定多数に
向けて発信するほうがフォロワーの獲得に繋がるそうです。
ただし、不特定多数に向けたツイートが多すぎると
フォロワーの増加を著しく妨げる可能性があるそうなので注意しましょう。
発信する際はおおまかなターゲットを決めて
どういう人に対して投稿するのは具体的にイメージして書くと心に刺さりやすくなります。
【まとめ】自分の書きたいことを書くだけじゃ足りない
結論、自分の書きたいことだけを書いていたらフォロワーは増えません。
特定の誰かが欲している情報をその人のことを想像して
書くことがかなり重要です。
今の時代はSNSのフォロワーが多いだけで本当に生きやすくなります。
情報発信など、SNSをメインに活動されている方は是非、実践してみてください!