ハッシュタグ完全攻略ガイド
インスタマーケティングに欠かせない、ハッシュタグとは?
ハッシュタグとは、Instagramで投稿する時に、テキスト部分に入力する「#」のことを指します。
今やInstagramのハッシュタグは「検索バー」の一つになっており、GoogleやYahooの検索エンジンで、みなさんが目的の商品やサービスを探すのと同じで、今やInstagramの探索(Explore)ページ=発見タブがその役目をになっています。
食べログやホットペーパービューティー並の宣伝力、広告力を持つのがInstagramのハッシュタグ。
何よりも「実際に生のユーザーが撮る写真」「実際に会社/店舗/ブランドがあげる写真」がすぐに検索に引っかかるので、よりリアルにユーザーに伝わり、やり方次第で多くのユーザーをカスタマーに導入する大きな役割を果たします。
ハッシュタグを活用するメリット
Instagramでのハッシュタグは主に
共通の趣味・話題をもつ人を探す
新作商品やサービスのレビューを探す
などの検索ツールとして使用されます。
ハッシュタグをつけることのメリットは、大きく下記に分けることが出来るでしょう。
①フォロワー以外の人に見てもらえる
アカウントをフォロワー以外に閲覧されないように鍵を掛けている場合を除いて、他ユーザーの投稿は自由に閲覧が可能です。他ユーザーの投稿を探す際に特によく使われるのがインスタグラム内のハッシュタグ機能です。
こちらは実際にハッシュタグをつけて投稿したものです。
ハッシュタグ検索から2,614件の新規顧客へのアプローチに成功しました。
投稿件数が増えるほど新規顧客の獲得数に差が生まれます。
②インスタは他のSNS比べ拡散力がないため、ハッシュタグの活用が重要
このハッシュタグ機能は、ツイッターやフェイスブックなどの他のSNSと比較すると非常に重要です。
ツイッターならリツイート、フェイスブックならシェアのように他人の投稿を爆発的に拡散させる方法がありますが、インスタグラムには、これらの他人の投稿を拡散させるような機能はありません。
よって、ハッシュタグは情報を拡散させるための、唯一の方法と言うことが出来ます。
以上のことから、ビジネスとしてInstagramを使用したり、フォロワーを増やしたい場合は、「ハッシュタグの活用」が必要不可欠なのです。
効果的なハッシュタグの使い方
ではハッシュタグをつける際、どんな点をポイントに「用語」や「言葉」を選ぶのが良いのでしょうか。ここからは、効果的なハッシュタグの使用方法について考えていきましょう。
ハッシュタグの個数
Instagramでは、1回の投稿で最大30個までのハッシュタグをつけることが可能です。
実際に、フォロワー数の多いインスタグラマーや企業のアカウントを閲覧していると、ハッシュタグを10個以上つけて投稿しているのがわかります。
米国では、Instagramにおけるハッシュタグの数ごとのユーザーの反応を調査したところ、0~10個の投稿よりも11個以上付けた投稿の方が、反応が多かったという有名な報告があります。
報告によると、10個以下だと最高でも50%に届かないのにも関わらず、11個だと79.5%と飛び抜けて高い反応を示しているそうです。
一体どれくらいの量のハッシュタグが適切なのか?
ハッシュタグの量に関しては、かの有名なソーシャルメディアマーケティング専門家は
許可されるハッシュタグの最大数を使用することを推奨しています。
が、これまでに複数のアカウント運用に携わった筆者の所感は、ハッシュタグを30個以上つけて成功しているアカウントも、5–10個のハッシュタグで成功しているアカウントもほぼ同じ数だけいらっしゃいます。
闇雲に無関係なハッシュタグを付けても効果ない
ということです。
投稿件数が多いタグにこだわらない
自分のアカウントや商品と、関連のあるハッシュタグを探して付けるようにすることが大切です。
投稿が10万件を超え、多数のユーザーに使われているハッシュタグをビッグワードといいます。他にも1~10万件の投稿に付けられているハッシュタグをミドルワード1000~1万件ほどをスモールワード、100~1000件ほどをミニマムワードと分類します。
さて投稿が10万件を超え、多数のユーザーが利用するビッグワードですが、
裏を返せば「インスタグラムで投稿される頻度が高く埋もれやすい」というデメリットもあります。
ビッグワードを使用する際は埋もれにくいミドルワードやスモールワードなどと併用し、バランスよく配置しましょう。
5.ハッシュタグの関連性が最重要ポイント
Instagramは、ハッシュタグにふさわしい場合、つまりコンテンツがそのハッシュタグにきちんと関連している場合は、ハッシュタグの上位の投稿に投稿を表示する傾向にあります。
Instagramの立場になって考えると見えてくるものがあります。
主には
1.ユーザーをInstagramプラットフォーム内にとどめ、毎日戻ってきてほしい! = より多くの広告を表示したい
2.ユーザーにとって役立つ最高のコンテンツを宣伝して、ユーザーの離脱を防ぎたい
より、関連性のあるハッシュタグの大切さが際立ちますね。
メモ
つまりユーザーが#渋谷カフェで検索したにも関わらず、全く違う北海道のカフェの写真が出てきたら「見たくない」「役に立たなかった」と判断されるコンテンツになります。
ハッシュタグの関連性を今一度見返してみましょう。
ハッシュタグ結果のトップ投稿に表示されるには?
あなたの投稿がハッシュタグの「上位9位」に表示されるためには、
どのような側面をカバーしなければならないのでしょうか?
当たり前ですがInstagramはビジュアル重視の「視覚」を元に注目をあつめるためのプラットフォームです。興味深く、質の高い写真でなければなりません。
どんなに選りすぐりのハッシュタグ、キャプション、位置情報、その他の方法をとっても、写真の質が弱ければ効果はありません。
自分のターゲットとするユーザー層の好みの傾向も知る必要があります。
写真を選ぶ前に、その写真が人の興味を引くかどうかを考えてみてください。
Instagramはハッシュタグを使用してアカウントの内容を分類している
Instagramはハッシュタグを使用してあなたのアカウントの内容を分類していると思います。
たとえば、自分のアカウントに似たアカウントをInstagramがおすすめとして提案してくれますよね。しかし、これは単にハッシュタグを使用するだけではなく、コンテンツ(画像とキャプションの両方)、スポット、フォロワーベースなどからすべてを調べられています。
つまり、このアカウントのタイプの人がこのハッシュタグを検索したら、このコンテンツを上位に出すとアルゴリズムが決めている可能性が高いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
効果的なInstagramハッシュタグ戦略を導き出すには
まずはさまざまなタイプのハッシュタグが存在していることを知る
Instagramのアルゴリズムについて理解する
対象ユーザーを理解する
ことが重要です。
全てを実践することは難しいと思いますので、インサイトやフォロワーの
反応を見ながら今日からできる事を是非実践していってください!